集客アップの近道の一つが、集客力のある看板を設置することです。そして、そのために重要なことが自社のニーズを組んで集客力のある看板を制作してくれる制作会社を選ぶことです。
とはいえ、看板制作業者は多数存在し、どの業者にどのような流れで依頼をすればよいのか、なかなかイメージしづらいことも多いかと思います。
そこで、今回は看板業界の構図を踏まえた依頼方法を紹介したうえで、看板業者の選び方のコツを5点紹介します。業者選びは、効果の高い看板を制作して設置できるか否かを大きく左右するので、ぜひ参考にしてください。
看板業界の構図を踏まえた依頼方法
看板の制作を依頼する業者としては、大きく分けて看板制作会社、店舗装飾業者、広告代理店の3つがあります。
実際に看板作成や設置をおこなうのは看板制作会社ですが、販促制作物を取り扱う店舗装飾業者、広告代理店を窓口にして、マッチした業者を提案してもらうという方法もあります。
業界としては、現場に近い方から看板制作会社←店舗装飾業者←広告代理店という構造になっています。
3つの業者のそれぞれの特徴やメリットを紹介します。
看板制作会社
看板制作会社に直接依頼するメリットは、希望のイメージに合った看板を安く作れることです。看板製作会社は、会社ごとに強みや特徴が異なるので(電飾系看板が強い業者や高所作業が得意な業者など)、自社のニーズを満たしてくれる業者選びができるか否かがポイントになります。
インターネットで業者を探す際に、「地域名+看板制作」といったキーワードで探されることが多いと思いますが「看板の種類(電飾看板、高所看板など)+制作」などで検索をすると、強みを持った業者を探すことができます。
店舗装飾業者
店舗装飾業者に看板作成を依頼した場合、店舗装飾業者の取引業者の中から雰囲気に合った看板制作会社を選んで、提案をしてもらうことができます。既存の付き合いがある分、希望のイメージやデザインをくみ取ってもらいやすいというメリットがあります。
広告代理店
広告代理店に依頼すると、チラシや雑誌広告など販促活動全般のイメージに沿った看板を提案してもらうことができます。店舗装飾業者よりもさらに広いトータル的な広告展開の視点から看板を提案してもらうことができます。
看板業者選びの5つのポイント
ニーズにあった看板業者を選ぶための5つのポイントについて紹介します。
デザイン
イメージに合った看板を作ってもらえるか否か、看板制作業者のカタログやWebサイトから制作実績を確認しましょう。ただし、デザイン性が高くなればなるほど費用が高くなりがちであるという傾向があります。
また、注意したいのはデザイン料の扱いについてです。業者によっては、デザイン料は設置費と別途設けられていて、その業者を採用しなくても費用を請求されることがあります。しかし、デザイン料を別途設定している業者はデザイン性に優れていることも多いという傾向もあります。
看板制作を依頼しない場合(不採用の場合)でもデザイン料が別途かかるか否かを確認して依頼するか否かを判断しましょう。
業者の体制
業者のビジネスマナー、レスポンスの速さ、連絡の細やかさなどはともに仕事を依頼する相手として非常に重要です。ずさんな会社に依頼すると、打ち合わせと全く異なるイメージに仕上がってしまったり、納期が守られなかったりするリスクがあります。
業者の規模や信頼性
業者のホームページやカタログなどの情報から、業者の特徴や会社規模を確認しておきましょう。
小規模の看板業者と大規模の看板業者のどちらが良いとは一概には言えませんが、制作する看板が大きなものである場合は、業者規模も制作物に比例して大きな業者に依頼すべきです。
価格
看板は、お金をかけようと思えばかなり高額なものを作ることができるので、予算をあらかじめ想定して、希望の予算の範囲で自社のニーズをかなえてくれる看板を選びましょう。
特に見積書については入念にチェックをしましょう。トータルの費用だけではなく、見積書の内訳が明瞭になっているか否か、後から金額が追加されるリスクはないか、本来費用が発生しない項目で費用が計上されていないかなどを確認してください。
費用対効果の視点
看板を制作して設置した際の効果(どのくらい集客力がアップするか?)の視点があるかないかは非常に大きなポイントです。あくまで看板は集客力アップのために設置するものなので、効果にこだわってくれる業者を選びましょう。
看板業者の見込みは結果を約束するものではありませんが、集客アップの意図を持って作られた看板とそうでないものとでは、やはり結果に影響が生じる可能性が大きいでしょう。
まとめ
看板業者を依頼する方法は、看板制作業者に直接依頼をするか、店舗装飾業者、広告代理店に仲介してもらうかのいずれかです。それぞれ依頼方法によってメリットが異なるので、特徴を踏まえて依頼しましょう。
業者を依頼する際のポイントは、デザイン、業者の対応、価格、業者規模や信頼性、費用対効果の視点の5つの項目を紹介しました。最終的な目標は集客の増加というポイントを忘れずに、自社に最適な業者を選んでください。