病院、診療所、歯科医院などのクリニックおいても看板による案内は重要です。
看板はクリニックのシンボルとなるだけでなく、診療項目や診察時間、定休日などを表すことにより患者の方々にとっても必要な情報を伝えるためのツールにもなります。
今回は、クリニックで使用するための看板を種類別にお伝えし、効果的に案内するためのポイントを紹介します。情報を参考にしていただき集客アップのための看板づくりの参考にしていただければ幸いです。
集客につながるクリニックの看板のアピールポイント
クリニックの集客につながる看板を設置するにはどのような内容をアピールすればよいのでしょうか?アピールすべきポイントについて紹介します。
診療項目をアピールする
患者は「何を診察してくれる病院なのか」を求めて病院を探しています。例えば、同じ内科でも専門領域(消化器、循環器、呼吸器、アレルギー、糖尿など)をアピールすることで、患者の悩みにダイレクトに訴えることができます。
看板で診療科を明示しただけで患者数が倍増した事例もあるほど、診療項目の記載は重要項目です。
クリニックの特徴をアピールする
看板によって医院の特徴を記載すれば大きなアピールになります。「小児対応」、「平日9時まで診療」「女性医師が診察!」など、独自の強みをアピールすることで他のクリニックに対する優位点をアピールすることができます。
写真を使用する際にはクリニックの雰囲気をアピール
クリニック内の写真を掲載して清潔で設備が整っている印象を与えたり、医師の写真を掲載して人柄をアピールしたりする看板も効果的です。
クリニックの基本情報を記載する
強みのアピールということにはなりませんが、クリニックの基本情報の記載は必須です。診療時間、定休日、予約のための電話番号などの情報です。看板を設置する際には、見る方の目線を意識して、情報の掲載位置や文字の大きさなどに配慮しましょう。
タワーサイン
タワーサインとは、道路沿いに設置する縦長の看板のことです。地面に埋め込むタイプの大型のものと、タイヤのついたスタンド式のものとがあります。
大型のタイプのものは車を運転している人にも歩行者にも大きなアピールになります。スタンド式のものは歩行者に認知してもらいやすいという特徴があります。
タワータイプは、大型の埋め込み式のものもスタンド式のものも高級感のあるスタイリッシュなものがおおいので、クリニックの看板として信頼感や清潔感を与える効果が期待できます。
タワーサインは、その分看板設置費用も高額になります。特に大型のタイプのものほど費用は高くなり、さらに照明付きのものになると100万円を超えることも珍しくありません。
しかし、うまく設置すれば費用以上の集客効果にもつながるので積極的に活用を考えていきましょう。
横型自立看板
特に郊外型のクリニックなどでは、細かな情報を記載する際に横型自立看板を使用します。
タワーサインはどちらかといえばイメージを訴える内容のものが多く、診療時間や定休日、診療内容などの細かな情報を訴求するためには横型自立看板が適しているためです。
横型自立看板の設置にはある程度のスペースが必要なので、クリニックの環境に応じて検討しましょう。
ファサード看板
ファサード看板は、建物入口上部につける看板のことを指します。クリニックの顔ともいえる看板であり、クリニックのイメージや雰囲気を表す看板です。前の歩道を通る通行人に直接アピールできるので、集客アップのためにも重要な役割を担う看板です。
診療時間や周辺環境によっては、照明付きの看板を設置した方が効果的です。例えば、住宅街に立地していて目立ちにくいクリニックは、内照式のファサード看板を設置することで夜間とても目立つクリニックになります。
ファサード看板に記載できる情報量には限りがあるので、クリニックのイメージカラーなどをうまく活用しましょう。
プレート看板
プレート看板は、クリニックの外壁や柱などに貼り付ける(もしくはねじ止めをする)薄型の看板です。ネームプレートのような感じでクリニック名をおしゃれに掲示したり、診療内容の詳細を案内したり、駐車場の案内図を出したりするなどさまざまな用途で用いられます。
比較的安価に設置ができるというメリットもあります。強力接着剤を使ってセルフで設置をすることもできますが、見栄えや安全性を考慮すれば看板工事業者に依頼する方が安心です。
まとめ
診療に関する基本情報や雰囲気を伝えるために、クリニックにおいて看板は大きな役割を果たします。専門領域やクリニックの特徴などをアピールすることは、患者の方に必要な情報を提供するという点でも大切です。
クリニックにとって効果的な看板として、今回はタワーサイン、横型自立式看板、ファサード看板、プレート看板を紹介しています。
それぞれの特徴を踏まえて、ぜひ効果的な看板制作をご検討ください。