看板は、企業や店舗の営業マンでもあり「顔」でもあります。対外的なイメージを大きく左右する看板をおしゃれにしたいと思われる企業や店舗の方は数多くいらっしゃいます。
そこで、今回はおしゃれな看板の作り方について解説します。まず、おしゃれな看板の作り方についての2つのアプローチ方法を紹介したうえで、最後におしゃれな看板を作る際のポイントや注意点について解説します。
ひときわ目立つ看板を設置して通行人の注意・関心を大きく惹きつけたい企業様・店舗様はぜひ参考にして下さい。
おしゃれな看板を作成する前に
おしゃれな看板を作る前に最初に考えておきたいことは、看板に掲載する内容についてです。
企業や店舗のロゴ看板の場合には、ロゴ自体がおしゃれなイメージと程遠ければおしゃれなイメージの看板を作ろうと思っても困難です。また、メニュー看板を作る場合にもメニューの原稿がないことにはなかなかイメージが定まりにくいためです。
もし現在すでにある企業ロゴや店舗ロゴがおしゃれなイメージからほど遠いという場合にはロゴの改訂からスタートするという方法もあります。
おしゃれ看板のアプローチ①配色イメージでおしゃれな看板を制作する
おしゃれな看板を制作する一つ目のアプローチは、配色イメージを工夫することでおしゃれな看板を制作する方法です。どのように配色イメージを考えていけばおしゃれな看板が出来上がるのかについて解説します。
メインカラーを設定する
おしゃれ看板を作成する際には、最初にベースカラーを設定します。メインカラーとは、看板メニューの最も核となるカラーのことです。メインカラーを決めれば看板のイメージや方向性が定まります。
ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーを決定する
続いてベースカラー、サブカラー、アクセントカラーを設定します。ベースカラーはメニューの土台に、サブカラーとアクセントカラーは看板内容のインパクトやアクセントのために使用します。
サブカラーはメインカラーに比較的雰囲気や系統の近い色、アクセントカラーはデザインを際立たせる際などに使用する色です。
配色のパターンはさまざまなので、4~5色のパレット(色見本)などを使って、イメージを膨らませてください。
配色イメージのパターンはさまざま
デザインのイメージや顧客のターゲットによって訴求力の高いイメージはことなります。配色によってポップ、ナチュラル、シックなどさまざまな雰囲気を演出することができます。逆にいえば、同じデザインでも配色の違いによってそれだけ訴えるイメージを変更することができるということです。
配色を考えるには慣れやコツが必要なので、看板業者の過去の実績やデザインイメージなどを参照しながら、自店舗のイメージに合っていておしゃれな看板をぜひ選んでください。プロの意見を参考にするという点では、提案力のある看板業者に依頼をして相談する方法もおすすめです。
おしゃれ看板のアプローチ②看板の材質でおしゃれな看板を作る
企業の受付やエントランスなどにデザイン力の高い看板を設置するだけで、訪問者に対して企業イメージを高めることができます。その際のアプローチ方法としてお勧めしたいのが、材質によっておしゃれでかっこいい看板を作ることです。
個性的なおしゃれの代表格DL樹脂切文字看板
DL樹脂切文字看板とは、デザイン性が高くおしゃれな看板の代表格といわれています。店舗用としては、エステサロンやカフェなどに利用され、企業用としてはベンチャーのIT系企業などに使用されることが多いデザインです。
おしゃれ、個性的、クリエイティブなイメージを表現したい場合に検討されてみてはいかがでしょうか?
スタイリッシュ感あふれるSUSステンレス切り文字看板
SUSステンレス切り文字看板はスタイリッシュなイメージを表現する際に適しています。受付に用いられることが多いですが、強度が強いので屋外での設置にも適しています。
信頼感のあるイメージを演出できるので、建築会社やコンサル会社、システム開発会社などさまざまな業態の企業に採用されています。
おしゃれ看板を作る際のポイントや注意点
おしゃれ看板を作る際のポイントとしては、まずイメージを明確に持つことです。一口に「おしゃれ」といっても幅が非常に広く、漠然としたイメージだけではなかなか目標とする成果が得られません。
また、おしゃれな看板を制作する際にはその他のメニューと比較して費用が高額になりがちです。素材の材料費やデザイン料などが通常のメニューよりも高くなることがあるので、依頼をする前にトータルコストがどの程度になるかを確認してから依頼するようにしましょう。
まとめ
おしゃれな看板を作成する際には、デザインの配色にこだわるアプローチと看板の材質にこだわるアプローチとがあります。
どちらのアプローチを試みる場合にも、まずデザインのベースとなるロゴや看板の内容がまず重要なポイントになります。
また、おしゃれな看板は少し割高になってしまうことも多いので、どの程度の費用が必要であるかをあらかじめ計算することと、費用対効果についても計算したうえで看板制作を依頼しましょう。